数学関数の使用
■この章で解説する組み込み関数
abs, exp, sqrt, log
■この章でできること
・絶対値を取得する
・自然対数の低のべき乗を取得する
・べき乗を計算する
・平方根を取得する
・立方根を取得する
・自然対数を取得する

 Perlの組み込み関数に用意されている数学関数を使って、絶対値、べき乗、平方根などを計算する方法です。まずは、サンプルソースを見てください。

#!/usr/bin/perl

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# 数学関数のサンプル
# produced by "Perl Programming Tips"
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# 絶対値
print "abs(3)      = " . abs(3) . "\n";
print "abs(-3)     = " . abs(-3) . "\n";

# 自然対数の低のべき乗
print "exp(1)      = " . exp(1) . "\n";
print "exp(2)      = " . exp(2) . "\n";

# 一般的な数のべき乗
print "2**4        = " . 2**4 . "\n";
print "-3**3       = " . -3**3 . "\n";

# 平方根
print "sqrt(9)     = " . sqrt(9) . "\n";
print "sqrt(2)     = " . sqrt(2) . "\n";

# 立方根
print "27**(1/3)   = " . 27**(1/3) . "\n";
print "10**(1/3)   = " . 10**(1/3) . "\n";

# 自然対数
print "log(5)      = " . log(5) . "\n";
print "log(exp(5)) = " . log(exp(5)) . "\n";

 実行結果は次のようになります。

[g@630m pl]$ perl math03_01.pl
abs(3)      = 3
abs(-3)     = 3
exp(1)      = 2.71828182845905
exp(2)      = 7.38905609893065
2**4        = 16
-3**3       = -27
sqrt(9)     = 3
sqrt(2)     = 1.4142135623731
27**(1/3)   = 3
10**(1/3)   = 2.15443469003188
log(5)      = 1.6094379124341
log(exp(5)) = 5
[g@630m pl]$

 それでは、1つずつ解説していきます。まずは、絶対値を取得するにはabs関数を使います。

abs
valueの絶対値を返す
書式
abs value
引数
value:
数値
戻り値
絶対値

 次に、自然対数の低(e)のべき乗を計算するには、exp関数を使います。

exp
自然対数の低(e)のべき乗を返す。
書式
exp num
引数
num:
戻り値
eのnum乗

 一般的な数のべき乗を計算するには、**演算子を使用します。

 次に、平方根を計算するには、sqrt関数を使用します。

sqrt
numの平方根を返す。
書式
sqrt num
引数
num:
平方根をとる数
戻り値
numの平方根

 立方根などの他の根を取得したい場合は、**演算子を使って分数乗を計算することで取得できます。

 次に、自然対数を計算するには、log関数を使用します。

log
eを低とするnumの対数(自然対数)を返す。
書式
log num
引数
num:
自然対数をとる数
戻り値
numの自然対数